お洗濯をしてもにおいが取れない原因として考えられるのは、エプロンの食べこぼし汚れに含まれる雑菌が除去しきれていない可能性が挙げられます。
食べこぼし汚れがしっかり落としきれていませんと、雑菌が発生し、カビやにおいの発生に繋がります。お洗濯後でも生乾き・雑巾を絞ったような臭いが残っている場合は、雑菌が落としきれていない可能性が高いです。また、香り付きの洗剤・柔軟剤をご使用の場合は、上記の雑菌の臭いと混じり、独特な臭いになることがあります。
におい対策としては、「セスキ炭酸ソーダ」を使った漬け置き洗いとなります。
※ドラッグストアや100円ショップ、スーパー等でご購入頂けます。
セスキ炭酸ソーダは生地の繊維に入り込んだタンパク質・脂質汚れをしっかり分解してくれる効果を持っており、セスキ炭酸ソーダで定期的にお手入れをされている場合、カビだけでなく臭いも発生しません。
手洗いや洗濯機の洗浄だけでは、繊維の中に入り込んでしまった汚れまではしっかり洗浄できないこともあるため、定期的にセスキ炭酸ソーダの漬け置き洗いも併用していただくことで、カビ・においの発生を防ぐことが出来ます。
理想的な使い方としては、夕食後にエプロンをセスキ炭酸ソーダを溶かした水溶液に漬け、翌朝、洗濯機で通常通り洗濯洗剤を入れてお洗濯をしていただきますと効果的です。
食べこぼし汚れがひどい場合、または油分の多い食事の際は必ずセスキ水での漬け置きを行っていただき、食べこぼし汚れがそれほどひどくない場合に関しましても、週に2~3回(2~3日に1度程度)の頻度でセスキ炭酸ソーダでのお手入れを行って頂けますと、臭い・カビの発生はほとんどの場合なくなると思われます。
すでににおいがついている状態の場合は、漂白剤の方が殺菌力が高いため、一度酸素系漂白剤でつけ置き洗いをお試しください。
または、セスキ炭酸ソーダをお使いされる場合は、においが取れるまでは毎日漬け置き洗いをしていただくと、徐々に臭いが取れてくるかと思います。
においが取れましたら、上記の通り、週に2~3日の頻度でセスキ水での漬け置き洗いのお手入れを行っていただくと、においの発生が抑えられます。